伝統とモダンの交差点

光と木の幾何学、
永遠の美。

釘を一切使わず、木片のみを組み合わせて描かれる緻密な紋様。千年の歴史を持つ「組子細工」は、自然の息吹と人間の叡智が織りなす究極の芸術です。

伝統に触れる ✧

千年の技、組子細工とは

The Thousand-Year Craft

0.1ミリの精度が宿る美学

組子細工は、飛鳥時代から受け継がれる日本の伝統木工技術です。職人は鉋(かんな)や鋸(のこぎり)を用い、木材をミクロン単位で調整します。

接着剤や釘を一切使用せず、木の持つ本来の弾力と摩擦のみで幾何学模様を構築するその技法は、まさに木の命を吹き込む作業と言えます。

光と影が織りなす空間芸術

障子や襖など、日本の建築様式と共に発展してきた組子。最大の魅力は、透過する「光」によって表情を変える点にあります。

朝の柔らかな日差し、夕暮れの茜色、夜の灯り。季節や時間帯によって木枠が落とす影は、空間に無限の詩情をもたらします。

自然の息吹を感じる紋様

Patterns that Breathe Nature

麻の葉 (Asanoha)

六角形を基本とした最も代表的な紋様。麻は成長が早く真っ直ぐに伸びることから、子供の健やかな成長や魔除けの意味が込められています。私たちの機構で最初に学ぶ、美しさの原点です。

桜亀甲 (Sakura)

亀甲紋の中に日本の心である桜をあしらった華やかなデザイン。春の訪れと永遠の繁栄を象徴します。

胡麻殻 (Goma)

胡麻の殻の断面を図案化したもの。栄養価が高く薬効もある胡麻にあやかり、長寿や健康を祈願する紋様です。

現代への応用と進化

伝統的な和室だけでなく、現代のモダンな建築やホテル、照明器具など、組子の技術は形を変えて世界のラグジュアリー空間を彩っています。

技を受け継ぐ、匠の講座

Inheriting the Craft

初級:木の温もり

¥15,000/月
  • 基本的な道具(鉋・鋸)の手入れ
  • 基本3紋様(麻の葉など)の制作
  • 月2回の工房利用
  • 国産ヒノキ材の支給(基本量)
入門する

師範:伝承者の道

¥80,000/月
  • オリジナル紋様の設計と構造計算
  • 展覧会への出品サポート
  • 専属の匠による個別指導(週1回)
  • 師範代認定試験の受験資格
審査に申し込む

よくあるご質問

Frequently Asked Questions

木工の経験が全くありませんが、受講可能ですか?
はい、全く問題ありません。初級コースでは、道具の持ち方や刃の研ぎ方から丁寧に指導いたします。受講生の約7割が未経験からスタートし、半年後には美しいコースターや小さな行灯(あんどん)を自作できるようになっています。
道具はすべて自分で揃える必要がありますか?
入会時は機構の道具を無料でレンタル可能です。自分専用の道具が欲しくなったタイミングで、職人推奨の刃物店をご紹介いたします。初級のうちは手ぶらで通っていただけます。
見学や体験入門は行っていますか?
毎月第2、第4土曜日に2時間の「麻の葉コースター制作体験(¥3,000)」を実施しております。材料はあらかじめカットされているため、組み立ての楽しさを存分に味わっていただけます。お問い合わせフォームよりご予約ください。
材料となる木材はどのようなものを使いますか?
主に岐阜県産の東濃ヒノキや、秋田スギを使用しています。香りが良く、木目が緻密で狂いが少ないため組子に最適です。中級以上になると、ウォールナットや神代杉など、色味の異なる銘木を組み合わせて作品を作ります。

心を結ぶ、お問い合わせ

Get in Touch

飛鳥組子伝承機構

〒506-0846
岐阜県高山市上三之町 12-4

+81 577 18 3947

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